温度管理コスト

冷涼で湿度が低い夏と冷え込みが少ない冬が特徴の函館地域の気候は、天然のエアコンとして温度管理コストを引き下げます。

 函館地域は、北海道の中でも真夏・真冬日の日数が少なく湿度も低いことから、冷暖房に必要なエネルギーが格段に抑えられます。夏は短く、海に面していることから北海道の内陸部に比べても涼しい地域です。
 また冬は、建物の断熱性能が向上していることや、南北海道であるため積雪が少なく、北海道内でも寒さが厳しくない地域です。

月別平均気温グラフ・真夏日、真冬日年間日数

 また、最近では冬の間にできた氷や雪を保存して、夏期の冷房や食料などの貯蔵に利用する「雪氷熱利用」なども道内各地で広く実用化されています。冷房コストや冷却コストの削減に寄与しうる新しいエネルギーとして注目されています。また、冬期から中間期の寒冷な外気を直接熱交換に利用し、冷凍機を稼働させずに冷水を作る「フリー・クーリング」は、特に冬期も冷房が必要な施設では大きな省エネルギー効果が期待できます。
 こうした新エネルギーの利活用は、製品・機械の冷却や建物内の冷房等のコストの削減につながるだけでなく、省エネルギーに貢献し、CO2排出量の抑制が可能となるなど、今後、工場などでの利活用が期待されています。

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